アラベスクの歴史と名前の由来

アラベスク アラベスク
ウマイヤモスク・ダマスカス・シリア
By Jan Smith from Brisbane, Australia,
CC BY 2.0 ,
via Wikimedia Commons   



 通称:  アラベスク-arabesque-

 年代:  1800年代後期-1900年代初頭

 原産:  ヴェネチア


 アラベスクの愛称で呼ばれる、ヴェネチア原産のとんぼ玉・アンティークビーズ(トレードビーズ)です。

「アラベスク」とは、本来はイスラム教徒がモスクなどの装飾に用いる複雑な文様をさす言葉だったようですが、現在ではそういったイスラム様式に影響を受けた西洋のイスラム風装飾様式全般をさすことが多いようです。
蔓を基本のモチーフとし(日本でいう唐草文様)、流線的で複雑に絡み合うような文様が本来のアラベスク文様で、その意匠にはイスラム教徒の信仰する「アッラー」の意思が表現されているといわれています。

 この玉はコバルトのクリアで、その両面に白の唐草文様が表されたものです。

希少なトレードビーズです。【慎】


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