ロシアンブルーの歴史と名前の由来

ロシアンブルー
Russin Blue trade beads
ロシアンブルー/猫
Russin Blue By Volatilde [GFDL or CC-BY-SA-3.0], via Wikimedia Commons



 通称:  ロシアンブルー -Russian blue-

 年代:  1800年代中期

 原産:  ボヘミア
 

  ボヘミアのカット技術のすばらしさを堪能できるロシアンブルー。氷河を思い起こさせるかのような、怜悧な輝きを湛えています。
 ロシアンブルーの名前は、このとんぼ玉がアラスカの先住民にもたらされたことに由来すると思われます。アラスカは、エスキモーとインディアンの土地でしたが、1700年代、ロシアのピョートル帝の命を受けたベーリング率いる北極探検隊の生き残りが、アラスカからラッコの毛皮を持ち帰ったことから毛皮ブームが起こってアラスカ進出がはじまり、1867年にアラスカがアメリカに売却されるまで、ロシアの植民地だったのです。

 ロシアンブルーと呼ばれるこのとんぼ玉がどのようにして遠くアラスカまで運ばれたのかに関しては謎とされていて、決め手になる資料がなく、様々な説が様々な研究者によって唱えられています。
 1800年代初期、ボヘミアが、自国生産のガラス製品を載せた貨物列車を、ロシアを含むヨーロッパ各地に走らせており、その列車から、アラスカの毛皮を扱う「ロシア・アメリカ会社」がビーズを買って、アラスカにもたらしたのではないかとする説。
または、当時、中国の広東にあったヨーロッパ諸国所有の倉庫にあったビーズを、キャプテンクックのように船でアラスカに運んだのではないかとする説。などがあります。
 アフリカとの交易にも活躍したロシアンブルーですが、ミステリアスなブルーのビーズを見ていると、凍てつく土地に住むエスキモーたちがこのビーズを愛した訳がわかるような気がいたします。

 長さ、大きさともにいろいろなサイズがあり、層構造を持ったものもあります。

 <余談>ロシアンブルーという同じ名前を持った猫がいますが、美しい姿に宝石のような目をしていてロシアの貴族に愛されたのだそうです。【雅】


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