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バルカニックビーズ

バルカニック(レコード盤)ビーズ
 欧米では、バルカニックビーズ(Vulcanic beads)と呼ばれています。

Vulcan・・・ローマ神話に出てくるウルカヌス神(火と鍛冶の神様)のビーズという意味だろうか・・と思ったのですが、実は、Vulcaniteという硬質ゴムが素材となったとされることから付いた名前のようです。
 かつて、アフリカで、古いレコード盤を切ってこのようなビーズを作ったと言われているのですが、ここでご紹介するビーズを見ていただくと分かるように、レコード盤かというと、どうも違うようです。

Vulcanite硬質ゴムを素材として作ったのが実際のところだろうというのが、欧米での見解です。
1800年代前半に発明されたVulcanite(日本名:エボナイト)は、1800年年代〜1900年代に多く使われたそうです。ここでご紹介するものは、おそらく1900年代前半に加工されたものだと推測しています。

 薄くて平たいカラフルなビーズは、独特のアフリカらしい雰囲気を醸し出しています。
ビーズ1枚1枚がレコード盤のような感じなので、あえてレコード盤ビーズと呼ぶことにしました。
重量も軽く、とんぼ玉・トレードビーズとの相性も良いです。そのまま、ネックレスにしてもきれいですし、1枚づつ、ビーズの間にちりばめても素敵です。【雅】
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